【徹底解説】介護ローン基礎知識

介護ローン

高齢者社会が進み続ける日本で、昨今注目されているのが「介護ローン」です。介護には精神的な負担はもちろん、経済的な負担もかかってきます。少しでも自宅での介護の負担を減らすために、介護ローンという考え方が広がってきています。

介護ローンの詳細

介護ローンは目的別ローンの一種で、介護に関すること全般的に利用が可能です。

借入金の使い道

  • 介護用品や機器の購入・レンタル資金 (車椅子、介護ベッドなど)
  • 介護施設への入所一時金や付帯費用など
  • 介護のための住宅増築資金 (バリアフリーへの改築、スロープの設置など)
  • 介護ヘルパーへの支払い
  • *介護ローンは介護に関する費用を借入できるローンですので、病気や怪我による医療費として利用することは認められていません。医療費に関するローンには、医療ローンなどがあり、そちらに申し込みをしなければなりません。

金利

介護ローンの金利は、変動金利が採用されています。2%台から4%台と他のローンに比べても大変低い金利となっています。変動金利なので、金利が上がる可能性もあります。

申し込み者

・申込者は、申込み時に年齢が20歳以上~65歳未満の人。
ローン返済時に70歳未満(もちくは75歳未満)であることが条件となっている場合もあります。

・同居・別居は問わず、介護が必要な人(要介護状態)の親族の人。
要介護状態の認定:保険会社が定める認定。公的介護保険の要介護認定の基準は少し違うので要注意です。

・安定・継続した収入がある人。
他ローン借入時と同じように、返済を行っていかなければならないため、安定した収入が必要となります。

借り入れできる金額

1万円~500万円ほどに設定されている場合が多い。

借入期間

一般的に7~10年程度

担保・保証人

両者とも不要で借入が出来る場合もありますので、各銀行に問い合わせしてみましょう。

申込み方法

インターネット・FAX・郵送・銀行来店で申し込むことが出来ます。
銀行のホームページにて、介護ローンシュミレーション・仮審査・借入可能額診断ができるツールを置いている銀行もありますので、借入前にチェックしておきましょう。

介護ローンの一例

あくまで一例ですが、金利は借入額や借入の期間によって変わってきます。介護ローンの設定がない場合は、一般のカードローンを利用することも出来ます。

融資元

ローン名

限度額

金利

千葉銀行

介護ローン

500万円

5.0%~

東京スター銀行

医療・介護ローン

500万円

2.8%~7.8%

山梨中央銀行

介護ローン

300万円

3.475%~

介護ローンを上手に利用すれば、一度にまとまった金額が必要なときも、月々に分散することが可能になります。金利は低めに設定されていますが、利息は発生します。まとめて返済はできなくても、月々分散して払うことができるので、一括返金ができない人にはありがたいといえます。銀行によって、金利優遇措置が設定されていることもあります。金利優遇措置の対象として、年収いくら以上、勤続年数何年以上などがあります。

介護ローンが無理な場合は?

介護ローンは低金利なこともあり、審査の内容は厳しい傾向にあります。返済能力に関する審査が特に厳しく、安定・継続した収入があることが大事なポイントとなるといえるでしょう。

介護ローンの審査に通らなかった場合は、銀行や消費者金融が発行しているカードローンに申し込むのも一つの手です。金利はどうしても介護ローンよりも高くなりますが、その分審査は一般的に緩く、即日融資可能なものも多くあります。

まとめ

介護ローンは、公的な介護保険などに比べ、融資が受けやすい傾向にあります。銀行のフリーローンと比べても金利が低いのも魅力的です。他ローンと同じく、1つの金融機関で融資を受けれなかった場合も、別の金融機関・プランを選ぶと、審査に通り、融資が受けれた、というケースもあります。審査に通らなかった場合も、他の金融機関に申し込んでみると良いでしょう。

多くの金融機関では、窓口・電話・メールでの問い合わせを受け付けていますので、まずは気軽に問い合わせをしてみましょう。

 

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