ブラックでも融資してくれる所はあるのか?

借入

ブラックリスト入りしてしまった!そんな時に限ってお金が必要になる事があります。ブラックリスト入りしてしまうと一生お金を借りることができないのでしょうか?

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『ブラックリストに載る』とは?

ブラックリスト入り、ブラックリストに載ってしまった、と言いますが、実際にはブラックリストとは何のことをいうのでしょうか。

ブラックリストとは、金融事故情報が登録されること、を言います。金融事故情報=異動情報が記録されると、記録後のお金の借入審査に影響を及ぼします。

異動情報の記録先は、「日本信用情報機構」「CIC」「全国銀行個人情報センター」の3つの個人信用情報機関です。ブラックリスト入りしてしまう条件をいくつか上げてみましょう。

ブラックリスト入りしてしまう条件・理由

銀行系カードローンの場合、金融事故情報が記録されていると、100%審査には通りません。過去のカード利用履歴に延滞・破産などのキズがあれば、確実に審査に落ちてしまいます。

  • 自己破産
  • 債務整理
  • ローンの支払い延期
  • クレジットカードの返済延期
  • 携帯電話の支払い延期
  • 奨学金の返済延期
  • 多重申込み
  • 代位弁済

 

*過払い金請求はブラックリスト入対象ではありません。

ブラックリストは外部にバレる?

金融事故情報は、超個人情報とされ、個人情報保護法という法律で守られています。本人以外が勝手に検索して見れる情報ではありません。

ブラックリスト入りした理由が、自己破産である場合は、「官報」と「破産者名簿」というものにも情報が載っています。「官報」は誰でも見ることができる国の広報誌です。誰でも見ることができますが、対象者のことをかなり細かく調べている人でない限り、破産情報が漏れる可能性はとても低いと言えるでしょう。

「破産者名簿」は市町村役場が公的な証明書などを発行する際に、破産者であるかないかの確認のために使われます。職員以外には公開されない名簿なので、外部に漏れる可能性はとても低いと言えます。

☝ブラックリストを消す方法はあるか?

ブラックリストなら銀行系ローンは厳しい

銀行カードローンは低金利で借り入れできますが、審査が厳しい傾向にあります。特に銀行系ローンの場合は、金融事故情報を非常に重視した審査となります。つまり、金融事故情報が記載されている申込者が審査に通過する可能性は非常に低いと言えます。

ローンなどの支払い延滞の場合は5年、自己破産の場合は10年ほど個人信用情報機関に記録が残ります。
銀行系ローンにこだわる場合は、ブラックリスト入りしてから5~10年期間をおいてからもう一度申込みを考えるべきでしょう。

ブラックリスト

ブラックリストなら消費者金融が狙い目

なぜ消費者金融なのか?

消費者金融からお金を借り入れる場合は、金融事故の記録が残っていても、現在定職についており一定の収入がある人であれば借入できるチャンスはあります。

過去の情報より、現在の情報を重視して審査判断を行う中小消費者金融会社もたくさんあります。「定職について一定の収入がある」ということと、「現在ローンやクレジットカードの返済延滞がない」という人はさらにカードローン審査に通りやすいといえます。

消費者金融から借入を行う場合は、審査が厳しい・甘いだけを重点的に見ず、信頼できる消費者金融を選ぶことが大切です。不当なヤミ金業者からは絶対に金銭の借入を行わないことが重要です。

☝消費者金融のメリット・デメリットこちら

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どの消費者金融から借りればいい?

消費者金融会社と一口に言っても多くの会社があって、どのように選べば良いのか悩むのではないでしょうか。

下記のポイントを押さえて比較を進めていくと良いでしょう。

限度額

限度額は会社によって異なってきます。以前のコラムでもでてきた、総量規制という法律により、借入額は年収の3分の1までと決まっていますので、限度額はその人の年収によって異なってきます。そのため、限度額は消費者金融を比較する際に重要なポイントとは言い難いですが、一応の目安として抑えておきましょう。

金利

お金を借り入れる際に多くの人が重要視するのが金利ではないでしょうか。金利には上限・下限が表記されていますが、適用されるのは「上限」が多いため、比較の際には上限をみましょう。

消費者金融の場合、一般的には「年18.0%」という数字を見ることが多いと思います。余談ですが、大手消費者金融のプロミスの場合は年17.8%と設定されています。わずかですが、低く設定されています。

審査スピード

消費者金融の場合は、審査スピードが早いと言われています。「最短30分・即日融資」などという文字を目にしたことがあるのではないでしょうか。平日に申し込んだ場合のほうが、土日祝日に申し込んだ場合よりもスムーズに進むといえます。

大手よりも中小の消費者金融会社を狙う

大手消費者金融のカードローン審査は、銀行カードローンの審査よりは甘く、審査に通りやすいと言えるでしょう。

しかし、いくら銀行より審査が通りやすいと言っても、アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビットなどの名の知れた大手消費者金融であれば、審査時に信用情報機関を利用しています。現時点でブラックリストの人はその事実がばれてしまいます。

大手の審査に自信がない人は、中小の消費者金融会社が狙い目です。過去に金融事故を起こした人でも、現在定職に就いていれば借入できる可能性が上がります。中小の消費者金融会社の中には、過去の金融事故を重要視せず現在の状況を見て審査判断をする会社が多いのです。独自の審査基準を設けている業者も多く、大手ではなかなか審査に通らないような人でも、審査に通ることがあるのです。

中小消費者金融とヤミ金の違いは?

中小消費者金融を探す際に一番の不安となるのが「ヤミ金かどうかの判断がつかないこと」にあります。

大手消費者金融であれば、テレビのCM、広告など私たちの普段の生活で目にする機会が多く、ヤミ金ではないことは一目瞭然でしょう。反対に、中小消費者金融となればその知名度は低く、申し込もうとしている金融業者がヤミ金なのか正規の消費者金融なのか、どのように判断すればよいでしょうか。

正規の消費者金融であるか見分けるポイントは貸金業者としての登録番号があるか、という点です。偽物の登録番号を使う闇金もありますので、必ず金融庁で検索してみてください。

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まとめ

ブラックリスト入りした場合、消費者金融に申し込むほうが、銀行系ローンよりは審査に通る可能性が高いといえます。その際に重要なのはあなたが以下ポイントに当てはまっているか、という点です。

ポイント

・定職に就き、一定の安定した収入があるか

・延滞した借金の返済が終わっているか

お金が必要、といっても、ヤミ金や違法経営をしている金融会社からは絶対にお金を借りてはいけません。ブラックリスト入りした人でも救いの手を差し伸べてくれる消費者金融は多くありますが、手当たり次第に借入の申し込みをせず、必ず金融会社を見極めてから借りるようにしましょう。

 

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